こんにちは。
ライブを出させていただいたり、ライブを見に行った時などに、最近よく言われたりする一言がありまして
どうでしたか!アドバイスください!
お、おう・・・となるわけです。
何もアドバイスしたくないわけでも教えたくないわけでもないのですが・・・私がこの一言をぶつけられた時に思うのが
何のアドバイス・・・?
まあ当然です。アドバイスを欲してる側が、何をどうしたいのか全くわかっていない。自分がどんなドラムなのかをわかっていない。
もちろん、わからないから知りたいんだよ!と、なるんですがね。
何を知りたいかを本人もわからないままにアドバイスを求めると、もう誰も何もわからないカオス空間が出来上がります。
こういった、人任せな向上心は、上達には繋がらないと思います。自分が見えていないのに、人から言われてもピンとこないからです。自分のことなのに他人事に聞こえてきます。
私も先輩に助言を求める事はもちろんありますが、アドバイスはあまり求めません。
自分のドラムはどう見えているのか。自分が思っている演奏との違いは?どうやったら主観と客観はより近付くのか?
どう見えているかを聞いてみて、そこから、その2つの「?」をどうクリアにするかをひたすらに考えます。その聞いた言葉は厳しい言葉ばかりです。しかし私は、厳しい言葉ほど、有り難いものだと思っています。
上達の中でとても大事なのは、自分と向き合う事だと思います。ドラムの練習であれば、クリック練習。これをひたすらやりながら
- 叩き方
- フォーム
- 目線
- 何を考えているか
- そのフレーズでどう展開を持っていきたいのか
- どこで失敗しやすいか
などをひたすらに考えながらドラムを叩いていると、少しずつ自分がやりたい事、無意識に起こっている事がわかってきます。
たまーに、バンドにメンバーが『うちのドラムにアドバイスあげてください!』と言われる事がありますが。うるせーよまずは自分が練習しろよお前がとやかく言える立場か
いかがでしたか?
人にアドバイスを求める時、伸び悩んでいる時だと思います。もちろんこんなこと言っていますが、なんだかんだ聞かれたらふわふわ言い出すのが私です。ですが、今一度、自分自身と深く向き合い、己を知ることで何かが見えてくるのではないかなーって。それでは!