パッド練習の楽しさ

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森谷勘太郎

森谷勘太郎

金沢市で活動しているドラム講師。
LACOSTEが大好きでたまりません。

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こんにちは。

 

ドラマーのみなさんがほぼ必ず、やっている事。

 

パッド練習 

私は、パッド練習がとても好きです。

スティックがあると、ついカタカタとやってしまうわけですが、やはり習慣になっていなかったり地味で退屈・・・という人には中々苦痛なものです。

 パッドだと同じところを延々と叩き続けて、つまらないと思われがちです。しかし、この「一つの場所しか叩かない」という点を生かせば、自分の弱点を見つけ出すことが可能なのです!(自分の弱点なんて見たくないという人ももちろんいますが。)

そんな気にすると良い点を紹介します!

 

1.粒だち

パッドの一点を集中して叩いていると、カタカタカタカタカタカタ・・・とずっと同じ音が鳴り続けます。

ここで!叩いている間、同じ音量、同じ間隔で鳴っているかに意識を集中させましょう!

ちなみにこれを意識する時は、タップストローク、フルストロークの2種類どちらともできると、尚良しです。

これが中々難しい。やはり利き手の方のストロークが大きくなりがちだったり、裏を刻む左手が遅れてしまったり。この微妙なズレを聞き逃さずに修正していけると、16分音符のキレがぐんと増します。

 

2.ストロークの高さ

これは、アクセント練習もそうでない時も同じです。もし、ノーアクセントの場合であれば、全てのストロークが同じ高さになるように注意。アクセントをつけるのであれば、アクセントのみをフルストロークにして、残りはタップ。

結構ストローク問題は、練習せずにほったらかしの人が多い印象なので、気をつけられるといいなぁという感じです。

そして、高さで言うと、ストロークのあとのスティックの高さ。叩いた後は、レディーポジションに戻るのが基本なので、スネアの打面の大体1センチほど上で止まりましょう。

この「止まる動き」をマスターすることで、太鼓類の音の抜けと音量が格段に増します。(私は筋力的にパワー不足ですが・・・)

 

3.何を考えているか

ここが結構重要ポイントです。あらゆる音符を叩いているときに(チェンジアップなど)ただただ合わせるのもいいんですが、自分の頭の中では4分音符をイメージ、もしくは言いながら、叩いてみましょう。初めは3連符などが中々合わず、楽しくないですが、徐々に合うようになってくると楽しくなってきます。

4つ数えながら体をリズムに合わせて揺らしながら叩くのもありだと私は思います。

ここでフォームを守ることも大事なのですが、体全体で叩くと言うのも、演奏では大なことの一つなので、練習でもリズムにノリながらできると最高です。

 

と言うようなざっくりと3つの事に気をつけながらパッドを叩いてみると、案外30分くらいあっという間だったりします。

 

 

いかがでしたか?

私は基礎練習をしている時は、RPGでのレベル上げ」と思いながら練習しています。

RPGでは、新しいステージへ進むためにはレベル上げが必須であり、ある程度のレベルまでいかないと、攻略できなかったり、物理的にいけない場所だってあります。

その淡々とした作業を長い間する事で、レベルが上がり、楽々進めるようになるわけです。これを練習に当てはめると

難しいステージ(曲)をクリアするためのレベル上げ(練習)

こうやってどうにか退屈な練習のモチベを上げながらやるのがいいと思います。(実際私はそうでもしないと、初めは持ちませんでしたw)

みなさんも、一旦!パッドに向かってみてはいかがでしょうか?

 

また次回!

 

 

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