講師をやってて思う事

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森谷勘太郎

森谷勘太郎

金沢市で活動しているドラム講師。
LACOSTEが大好きでたまりません。

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こんにちは。森谷です。

最近は半袖で寝て、朝凍えて起きる毎日です。学習しろよって思います。でも夜暑いんじゃもん。

そんな事は置いといて。

今年で講師4年目になりまして、なーんか少しずつ講師っぽくなってきたかな?なんて思い始めている中で、やはり今でも新たな発見があったりして変化に対応するので右往左往する毎日なわけです。

私の師匠からは講師を始める前に、経験談をたくさん聞いて心構えはしていたのですが、レッスンをしてると

これが聞いてたことか・・・!

ってのが非常に多い。めっちゃある。月3くらいである。

レッスンは老若男女問わず、下は7歳、上は78歳の生徒さんとレッスンしていて、特にキッズが多いんですが、キッズのモチベの変化や態度と気持ちのギャップが全然違って、びっくりする事もしばしば。

全然話さない子で楽しいか不安に感じながらも、お母さんが「毎日楽しいらしくて、家でも練習してます!」なんて事もあれば

キャッキャとフォートナイトやマインクラフトの話で盛り上がったりドラム叩いたりしてるけど、スッと退会していったり。

そのギャップに初めはめちゃくちゃ翻弄されました。

そういうのにも慣れてきて、キッズとのレッスンが自分も楽しくなってきたこの頃、キッズの発想というか爆発力が大人になった我々では想像もつかないもので、めちゃくちゃびっくりする。

マインクラフトの話題で、新ワールドの名前どうしようかなんて話してたらキッズが

「そしたら、くっさい村で!!!」

いや、くさいだけでもいやなので「っ」付けんなよ。しかもワールドだし。村て。

「あー、じゃあおじさん二人組!!!」

そんな需要ない組み合わせにすんなよ。おじさんて。

こんな会話ばかりする日々。ちなみにこの時は、私も思わず爆笑しまして。ウケたと分かった瞬間その子はそれしか言わなくなってしまいレッスンが飽和状態。

他にもガンダムが好きな男の子との会話で

キッズ「先生の好きなガンダム教えて!」

私「俺わかんないんだよなぁ」

キッズ「俺はね!あのなんだっけ・・・緑のやつなんだけど・・・。」

私「んー、ザク?」

キッズ「違う!!あれほら・・・肩にパイプついてるやつ・・・。」

私「ザクじゃなくて?」

キッズ「それじゃない!!赤いやつもいるんだけど・・・」

私「ザクやんか!!!!」

キッズ「そうなの?先生また来週〜」

いや。ザクやん。なんでそんなにザクを否定するのか。レッスン終わりがけにそんな事がありお互いに納得いかないまま帰られるというね。

そんなキッズ達とわちゃわちゃしながら過ごす毎日。

もちろん楽しいだけではありませんがやりがいはもちろんあります。

講師を始めてからの方が自分自身の成長のベクトルはいい方向に向かってると思いますし。何より「人に教える事」がすごくいい。

勉強も教える時が、一番自分の勉強になると言いますがドラムもまさにそれ。

4分音符をこうやって叩きますよーって言いながらお手本で出来てなかったら元も子もないですからね。教える時に自分で納得いかなかったら、レッスン後にコソコソ練習したりします。

教えてる最中に「これってこういう事か・・・!」と閃く事もありますし。

自分の理解度を深める上でとてもいいです。

それはドラム以外もそうだと思います。勉強でも、何かしらの知識であっても、人に話したり教えたりする時に自分の中で理解して、しっかりインプットしてないと、言語化出来ませんからね。

昔、知り合いと先輩の2人から同じ話を聞きました。(服の歴史の話)

知り合いは最近身につけたばかり

先輩はその話以外にもたくさん知ってる。

同じ話でも知り合いはたどたどしく、長く、よく分からないのですが、先輩は服を知らない人に分かる言葉で簡潔に教えてくれました。

と、いった感じで自分に落とし込めてる人は、人に伝えることがとても上手なんですよね。

それをまた思い出し、自分も先輩のようにサラサラと知識をひけらか・・・話せるように頑張ろうと思います。

みんな!体験レッスンどんどんきてくれよな!

また次回!

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