こんにちは。森谷です。
セットの中で一番大きな太鼓のバスドラム。
踏む時に、中々音量って出にくいですよね・・・。
踏む時に、より筋肉が必要なんじゃないかなど考えてしまう時期が私にもありました。
しかし、踏む時は力はほとんど必要ありません。そのコツを今回解説していきます!
目次
こんな方は必見!
- ビートを叩いていてバスドラだけ音が小さい
- 踏む時に力んでしまう
- 踏む時に重心がぶれてしまう
- 筋トレはあまりしたくない

森谷
力を入れすぎると怪我の原因になってしまいます!
バスドラムを踏む前に
基本的な構え

椅子の半分より前で座り、膝は直角に。

森谷
座り方で踏みやすさが全然違います!
構えや座り方に関してはこちらで詳しく解説しています!
かかとは必ず上げておこう

ペダルに足を置く時は常につま先だちのイメージで。

森谷
余談:かかとを上げてバスドラを踏むことをヒールアップ奏法と言います。
ペダルの真ん中に足を置こう

ペダルの真ん中に足の指の付け根あたりをおきましょう。
ペダルの特性
ペダルは踏む場所、踏み方によってビーターの動きや踏み心地が全然違います!
奥で踏んだ時は?
- 踏む時の動きが大きくなる
- 連続で速く踏みにくい
- 踏み込みが深くなりパワーが出やすい
- 一打一打の粒がしっかり出る
- 構えてる時に安定しやすい
手前で踏んだ時は?
- ビーターがゆらゆらと安定しにくい
- 音量を稼ぎにくい
- 粒がはっきりしない
- ダブルアクションなど、素早く踏み時にとても楽
- ビーターの跳ね返りが早いので軽く踏める
真ん中で踏めば2つのメリットがどちらとも手に入る!
- 踏み込みがある程度深め
- 音量がしっかり出る
- 素早く踏める
- 粒立ちも出やすい

森谷
もう最強!
状況に応じて対応出来るようになるとさらに良い
深く踏み込むのと浅く踏み込む時ではもちろんメリットもあるのでそれを活かせるようになると対応力が上がります。
- テンポの遅い曲で粒の大きいリズムなので深く踏み込む
- テンポの速い曲なので少し浅めに踏み込んで早く踏めるようにする
といったことができるといいですね。
ただ、それは踏み慣れてきて自分の中で1番のポジションが見つかってからにしましょう。
そうしないとただ安定しない踏み方になってしまいます。
踏む時って足はどう動かすの?
足の動き
座った状態でつま先立ちして、そのまま力を抜く!
力が必要なのはかかとをあげる時だけ!

森谷
足の重さをそのままペダルに乗せる感じ!
その動きを早くすると・・・
速くやって、つま先が一瞬浮くようにしましょう。
バスドラムを踏んでみよう!
ペダルの上で動かし方をやってみると
あまり力を入れてなくても、このようにしっかりと踏めます!

森谷
足首の柔らかさを意識して!
バスドラムを踏む時のコツ
素早く動かそう!
大音量の極意が力を込めることではなく、ビーターのスピード。とにかくビーターをビュンビュン速く動かしましょう!
とにかくビーターを引き寄せよう!
ビーターがバネの力で一番手前にきた時に踏みつけよう!自分の足が当たるギリギリを狙おう!
踏んだ後はビーターは打面に押し付けて!
ドスンと踏んだ後は、打面にビーターを押し付けて初めの構えに戻ろう!
踏む時の注意
太ももの筋肉は使わないように!
太ももは一切使いません!筋肉の部位で言うと、使うのはスネとふくらはぎだけ!

森谷
この踏み方は疲れるだけなので、できるだけしないように!
足を上の方で構えないように!
これだと、踏むタイミングが定まらずにリズムが安定しません!

森谷
重心もぶれやすくなるので、踏まない時は地に足ついてどっしり構えましょう!
上半身を揺らさないように!
上半身がグラグラしてストロークが安定しなくなります!

森谷
見栄えも悪くなります!
まとめ
- ペダルに足を置く位置を決めよう
- 太ももを使って無理にあげない
- 足の重みをペダルに乗せることで音量を稼げる
いかがでしたか?
バスドラを踏む時の極意は『いかに足の重さをビーターに乗せるか』です。
手の動きにも言えますが、脱力ができるかどうかで変わってくるので、この機会に脱力をマスターして、楽に大音量でバスドラムを踏みまくってみてはいかがでしょうか!
それではまた次回!
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