曲を叩くときに、この曲早くて8ビートが追いつかない・・・。
一曲叩くと腕が疲れる・・・。
そんなことありませんか?
今回は、私がドラムの必須テクニックだと思っている「アップダウン奏法」をどうやったら力を入れず、速く叩けるかを解説していきます!
速さに限界が来てしまった方や方に力が入ってしまう方は是非参考にしてみてください!
目次
こんな方は必見!
- 8ビートでハイハットを叩く手が速くて疲れる
- アップダウンの時の動きがわからない
- 速く叩くときに肩に力が入ってしまう
- 8ビートでハイハットだけうるさい

森谷
やりたい曲に限って速い曲な時が多い・・・。
アップダウン奏法とは?
アップダウン奏法はビートを叩くときに使うテクニック
ビートを叩く時にハイハットを強弱をつけて叩く奏法です。

森谷
8ビートする時の8割くらいがこれを使っています!
2つのストロークを交互に使って成り立っている
ざっくり言うと、「大きく叩く」「小さく叩く」を交互にやっています!
細かいストロークの種類についてはこちらの記事にまとめてあります!
アップダウン奏法ができれば「理論上」2倍の速さで叩ける!
普通のストロークだと1往復で1音
この叩き方だと、速さに限界が来てしまいます。

森谷
大体BPM140くらいで限界が来ます!
アップダウン奏法は1往復で2音になる!
アップダウン奏法を習得すれば一気に速く叩けます!
アップダウン奏法の練習方法
2つのストロークをマスターしよう
1.アップストローク
スティックを振り上げる時に一発鳴らしましょう!
脱力してスティックが少し沈んだ時に時に軽く叩くイメージです。
その後脱力したまま腕を上げましょう。
- 振り上げる時は手首の「脱力」が命
- 鳴らした後は素早くあげる
- スティックをあげるときの角度は90度が理想
2.ダウンストローク
上から下へ一気に振り下ろしましょう!
振り下ろして打面に当たった瞬間に軽くスティックを握るとピタッと止まりやすくなります。
- ダウンストロークの時は叩いた後の「止め」が命
- 叩いた後は打面の1センチほど上でしっかりとめる
- 止めた後は次のストロークのために力を抜く
アップとダウンを交互に叩いてみよう
手首の動きを意識しましょう!
アップストロークとダウンストロークの動きを交互にやる上で始めは正しい動きがわからなくなるのでゆっくりしっかりやってみましょう!

森谷
均等な粒立ちの8分音符を意識して!!!
アップダウン奏法で8ビートを叩いてみよう
まずはハイハットでアップダウンしてみよう
パッドやスネアの時とバウンドなどの感覚が違うので、ハイハットだけ叩きながら感覚を掴もう!
ハイハットの面ではなくエッジを叩こう!

森谷
音の強弱も意識しながらやってみよう!
バスドラムを足してみよう
ハットだけで慣れてきたら、バスドラムを足して叩いてみよう!
- アップストロークで手を振り上げると同時に足もあげる
- 足に意識を取られてアップダウンの振り幅が小さくならないように気をつける
スネアを足してみよう
バスドラは休みにして、次はスネアを足してみよう!
- 両手同時に叩く時はストロークが同じになるように気をつけて
- 左手はダウンストロークなのでしっかりと止める
8ビートにして叩いてみよう!
まずは1打ずつ入れる!
シンプルなビートとしてまずは叩いてみましょう!
- 大きく腕を動かす
- 体全体でリズムを取りながらやるとやりやすい
2打で入れてみよう!
ベーシックなビートにアップダウンを入れてみよう!

森谷
この後、フィルとか入れながらアップダウンを安定させよう!
アップストロークの時にバス、スネアを入れるときは気をつけて!
アップの時はバスドラが入りにくくなるので気をつけて!
手は振り上げる動き、足は落とす動き。この2つを意識する。
まとめ
いかがでしたか?
アップダウン奏法ができると、ビートにメリハリが出ます!
さらに、速いビートも格段に叩きやすくなるので、ぜひ皆さんもマスターしてくださいね!
それではまた次回!
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