【ドラム用語】スネアの音色は1つじゃない!フラムとドラッグついてドラム講師が解説!【フラム】

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森谷勘太郎

森谷勘太郎

金沢市で活動しているドラム講師。
LACOSTEが大好きでたまりません。

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こんにちは。森谷です。

ビートやフィルインでスネアを何気なく叩いていませんか?

ちょっとしたテクニックを使えば、スネアの音色が普通に叩く1つの音色だけでなく、さまざまな音が鳴ります!工夫次第では七色の音色のスネアも夢じゃない!

今回は、そんなテクニックを解説していきます!

フラムって何?

フラムは両手で一緒に叩く!

一緒には叩くんですが、ほんの少しだけずらして叩きます!

森谷

森谷

ずらした時の後ろの音が親玉です!

フラムは他にも2種類ある!

同時に叩くフラム

これは全く同じタイミングで叩くフラムです。

パァン!という張り詰めた音になるのでインパクト重視のフラム!

マーチングで使うフラム

前の音がアップストロークになって小さい音になってるタイプです。

連続でフラムを叩く時はこちらがおすすめ!

フラムはこんな場面で使う!

スネアとバスドラムだけのビートの時や、フィルインに活用できます!

森谷

森谷

フィルインで使うとスネアの音色を変えられるので、フィルの幅が広がります!

フラムのコツと練習方法は?

腕を落とす感じで叩こう

目の前で八の字を作って落とす

構えをそのまま目の前に持ってくるイメージ!その後は少しずらして、重力に任せて腕を落とすだけ。

クリックに合わせてずらす手を入れ替える

左右どちらとも親玉になるように交互にフラムしましょう!

森谷

森谷

叩く時は「ドゥルァ!」っと1打に聞こえるように!

フラムのポイント
  • 親玉の音がクリックに合うようにする
  • 少しずらしているので2打なわけだが、1打に聞こえるようにする
  • フラムの時にあまり手首を使いすぎないように(ストロークが左右でずれやすくなる)

ドラッグって何?

1打入れる前にロールを入れる

親玉の音の前にざらっとロールを滑り込ませます!

ドラッグはこんな場面で使う!

ビートやフィルのどこにでも入るので便利です!

森谷

森谷

入れすぎに注意!

ドラッグのコツと練習方法は?

ロールは2打入れる

ロール2打と親玉1打で3打ですが「タタタン」ではなく「ドゥルタン」と聞こえるように。

森谷

森谷

3打の間隔は短めで!

両手の入れ替えをスムーズになるように合わせる

ドラッグも、左右どちらともできるようにしておきましょう!

ドラッグのコツ
  • ロールと親玉の音量差を大きく
  • 間隔は短めが良いが粒が潰れないように
  • ロールはダウンとアップストローク版をできるようにすると良い

フラムとドラッグは装飾音符である

装飾音符は親玉の音の前にくっつく飾りの音

フラムとドラッグを説明しましたが、あくまでも後ろの1打が親玉であり、その親玉の飾りとして

フラムの場合は前に1打、ドラッグは前にロール

なので2つのテクニックを頑張るあまり、親玉のリズムがブレてしまうと本末転倒になっちゃいます!

気をつけて!

親玉の音にアクセントをつけよう

親玉にしっかりアクセントをつけて装飾音符はできるだけ紛れ込ませましょう。

例えば、ドラッグでロールがガッツリ聞こえてしまうと、そこそこやかましくなってしまいます。

装飾音符は目立たないように!

まとめ

いかがでしたか?

この2つは難易度はそこまで高くなく、汎用性の高いテクニックかなと思っています。

そして、この2つでのフレーズの広がりはとても大きいです。

フラムとドラッグを使って、オリジナルのフレーズを作ってみてください!

それではまた次回!

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