【裏打ち】リズムの裏と表って何?リズムや裏打ちフレーズについてドラム講師が解説!【リズムキープ】

4 min 2,117 views
森谷勘太郎

森谷勘太郎

金沢市で活動しているドラム講師。
LACOSTEが大好きでたまりません。

FOLLOW

こんにちは。森谷です。

様々なジャンルで使われることがとても多い裏打ちフレーズ。

そして、よく聞くリズムの表と裏・・・。

今回はそんな裏打ちやリズムの裏表について解説していこうと思います!

こんな方は必見!

  • リズムの裏表についてよくわからない
  • 裏打ちフレーズがどんなものかわからない
  • 裏打ちがうまくできない
  • 叩きたい曲に裏打ちがあるので叩けるようになりたい

リズムにおいて裏表って何・・・?

表はこんな感じ

メトロノームと同じタイミングの部分が「表」です!

まずはメトロノームに合わせて手拍子をしてみましょう。

表とは

4分音符の部分。

「1.2.3.4」と皆さんが数えた時の「1.2.3.4」が表ということです!

裏はこんな感じ

メトロノームのなっていない部分の手拍子が「裏」です!

鳴ってないところで手拍子を安定させるのは初めは少し難しいです。

数える時は「1と2と3と4と」で数えるとやりやすいです!

裏とは

「1と2と3と4と」の「と」の部分。

ゲーム感覚で裏表の練習ができる曲がある!

これはNintendo DSのリズム天国の「ウラオモテ 」という曲です。

名前の通り、ウラとオモテを強調した曲なのですごくわかりやすい。

白が表で黒が裏なので、これを来ているとなんとなくウラとオモテの感覚が身に付きます!

ドラムの裏打ちフレーズとは?

叩くとこんな感じ

ドッツッタッツッといったリズムが裏打ちです。

ダンスビートとも言われていて思わず体が揺れてしまうようなビートです!

裏打ちとは!
  • ハイハットが裏で刻まれる
  • バスドラムが4分音符で鳴り続ける
  • EDMにも多いリズム

人気曲には裏打ちフレーズが多い!

YOASOBI – 夜に駆ける

言わずと知れた曲ですね!生徒さんでも最近練習してるとか聞きます!また、速くて裏打ちができないと相談を受けることも・・・。

ヤバイTシャツ屋さん – あつまれ!パーティーピーポー

大学生の方や、バンドを始めて何からやろうかって時に多いのではないでしょうか?

ちょっと速めのテンポで疾走感があるのは裏打ちの効果もあります!

ナユタン星人 – 惑星ループ

踊ってみたでも人気ですね!聴いててノリノリになってしまうようなリズムも裏打ちの効果です1

ナユタン星人さんの曲では裏打ちが多いので、裏打ちで楽しく叩けるかと!

裏打ちの練習方法は?

バスドラムを4分音符で踏もう

メトロノームに合わせて4分音符で踏んでみましょう!

踏む時のコツ
  • 同じ音量で踏み続ける
  • できるだけ大きい音で
  • 踏む時は素早く踏む

バスドラムの踏み方についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

バスドラムの裏にハイハットを入れよう

バスドラムとハイハットを交互に叩いてみましょう!

交互に叩くときのコツ
  • 2つの音で8分音符になるようにする
  • 2つの音量バランスに気をつける(どちらかが大き過ぎなどにならないように)
  • 上半身の重心はブレないように
森谷

森谷

これだけでもビートになるのでしっかり覚えておきましょう!

バスドラムの2と4の部分にスネアを入れよう

ここまでできれば裏打ちビートの完成です!

裏打ちビートのコツ
  • スネアとバスドラの部分は同時に叩く
  • 左右のスティックがぶつからないように気をつける
  • 両手の振りはできるだけ大きく
森谷

森谷

左右のスティックはうまく避け合うように・・・。

フィルインも付け足してみよう

曲を叩く時はフィルインが必須なので裏打ちからフィルを繋げるようにしましょう!

フィルインを入れるときのコツ
  • 裏打ちの時は「裏」フィルインは「表」の意識なので素早く意識を切り替える
  • クラッシュシンバルを入れるときは右手で入れる
  • フィルインの時もバスドラムを入れっぱなしにすると良い
森谷

森谷

フィルインが「表」の意識なのはフレーズにもよります!

慣れてきたらハイハットをオープンしてみよう!

ハイハットをオープンにして広がりを加えましょう!

オープンする時のコツ
  • 左足を「あげる」のではなく「力を緩める」感じで
  • クローズするタイミングはバスドラムを踏むのと同時に
  • あまりハイハットを開け過ぎないように
森谷

森谷

開け具合は好みですが、開けすぎるとやかましくなります・・・。

まとめ

リズムの裏表、裏打ちのまとめ
  • 「1と2と3と4と」の数字と「と」で裏表が分かれる
  • 右手が「裏」のリズムを感じながらハイハットを叩くことで裏打ちになる
  • 演奏する時は表と裏を意識の切り替えが大事

いかがでしたか?

日本人は元々、裏を感じることが苦手とも聞いたことがあります。

なので、メトロノーム練習がある程度大事ということになりますね。

練習の中にメトロノームを裏で感じるというものもあります!それはまた追々で・・・。

皆さんも裏を感じながらビートを叩いてみましょう!

それではまた次回!

関連記事

コメントを残す