こんにちは。森谷です。
皆さんはツインペダルをどのように選んでいますか?
ツインペダルを買うって時点で激し目のジャンルが好きな方が中々多いのではないかと思います。
そんな中で
「大音量で踏みたい!」パワーヒッターと
「高速連打したい!」スピード重視の方などの
ドラマーの好み別でおすすめの5つを紹介していこうと思います!
目次
こんな方は必見!
- ツインペダルを買おうと思っている
- どれを選べばいいかわからない
- 今使っているのがあっている気がしない
- 大音量、または高速でバスドラムを踏みたい

森谷
バスドラム連打は憧れですからね・・・。
ツインペダルの選び方は?

『値段が高い』🟰『踏みやすい』ではない
ツインペダルは値段が高いほど踏みやすいとは限りません。
私の生徒で、ネットや先輩の口コミでとりあえずDW9000シリーズを買ったけど調整などわからなくて結局いじってないという学生をそこそこ見かけます。
もちろん、値段が高いと高性能ではありますがそれが自分に合うかどうかはまた別問題です。
ペダルによって
- 速く踏むのに向いている
- 大きな音で踏むことに向いている
などの特性があるので、自分の叩くジャンルなどと比べて選びましょう。
迷うならダブルチェーンドライブを選ぶ
速いビートを叩きたい!という一心でダイレクトドライブに決めている方は大丈夫なのですが、ダイレクトドライブかチェーンドライブで迷うのであれば、チェーンにしましょう。
ダイレクトドライブは踏んだ時に加速していく特性があります。
そのため高速プレイに向いているのですが、どうしても癖が強いので初めてペダルを買う方は初手でダイレクトを買うことはオススメしません。
ある程度ツインペダルを踏めて、ハードなジャンルに特化させようという方には全然ありだと思います!
Pearlのオススメツインペダル「PEARL P-2052C/ZL」

- 重い、ビーターの動きが速いなどの癖が少ない
- シャフトのZ-linkの動きの滑らかさは他のシャフトの比にならない
- フットボードにゴムがついているので滑りにくい
ツインペダルを買いたいけど、自分のプレイスタイルもまだ定まってないし・・・。って感じでとにかく迷ってる方にオススメなペダル!
癖も少なく、踏んだら踏んだ分だけバスドラを鳴らしてくれるのですごく踏みやすいです。
Pearlのペダルだとデーモンペダルもありますが、あちらは調節できる箇所が多すぎて結局初期状態で使っている方をよく見かけます。
PEARL P-2052C/ZLは調整箇所は少なめですが、カムを真円と偏芯で替えたり外付けでカスタマイズする事ができます。
あとはなんといってもシャフトの抵抗の少なさは頭ひとつ抜けています。
他のメーカーのペダルにZ-linkを取り付けている人がいるほどです。
DWのオススメツインペダル「DW 5002TD4」

- 足に吸い付くような踏み心地
- 赤と黒のデザインのかっこよさ
- 調節箇所のシンプルさ
私が学生の頃に愛用していたペダルです。
動きが滑らかでぬるぬる動いてくれますし、ある程度大きな音も出ます。ダブルがすごく踏みやすい印象でした。
ショートボードなので、踏ん張りが効きやすく一打一打しっかりと踏める印象です。
裸足でペダルを踏む人からすると少し痛いかも・・・。
調節箇所がスプリングとビーターの角度の2点くらいなので、調節がとてもシンプルで楽です。調節できるところが多いと何がなんだかわからなくなりますから・・・。
ただ、ビーターが頭でっかちで重いので変えるのをお勧めします。私はフェルトビーターを使っていました。
気をつけてほしいのは、これとほぼ同じもので「DW 5002AD」があるという事です。
- 5002TD=真円カム
- 5002AD=偏芯カム
偏芯カムは踏んだ時に加速するという癖の持ち主なので、癖のない真円カムの5002TDをオススメします。
ぱっと見で選ぶと見落とす可能性もあるのでしっかり確認してから買いましょう。
TAMAのオススメツインペダル「TAMA HP910LWN」

- フットボードの下にスプリングがあって加速する
- ロングボードで大きいので踏みやすい
- 早く踏みやすくて、パワーもそこそこ出やすい
いわゆる「スピードコブラ」です。
速く踏みたい!もっと速く!もっと速く!って方はこれを買っておけば間違いなく加速できるかと。
ある程度重いので注意は必要ですが、その分ボードの裏にスプリングが仕込まれているので加速しやすくなっています。
2ビートなど、ドコドコ系よりメロコアやパンクドラマーに多い印象。
ロングボードなので、たまにスライド奏法で踏んでる人を見かけます。
デザインもシンプルでかなりかっこいいです。
知り合いのドラマーはスプリング取っちゃってる人もいますね。その場合はとにかく重いペダルに早変わり。一気にパワー型になります。
TAMAのオススメツインペダル2「TAMA HP900RWN IRON COBRA ROLLING GLIDE」

- 他のペダルよりも重めなのでパワーが出やすい
- ビーターの接地面が平らで小さいので抜けた音になりやすい
- ショートボードなので動きを加速させやすい
私の中では、THE パワー型って感じ。重量系みたいな。
踏み心地としては重めなので扱いは少し難しいですが、一撃がすごく強いのでロック系など8ビートをしっかり叩くドラムに向いています。
速いビートやダブルはそこそこ踏みにくいです。
モンハンでいう大剣を振り回すような感じなので、大振りで一撃必殺って感じです。
なのでこれでダブルを踏めるととても良いです。2打とも音が弱くなりにくくなります。
これを使っていると、だいぶ足が鍛えられますね。
YAMAHAののオススメツインペダル「YAMAHA DFP9C」

- 動きの滑らかさはトップクラス
- 椅子に座ったままスプリングの調節ができる
- 踏みやすくて音量の稼ぎやすいバランス型
これは今私が使っているペダルです。イチオシのペダル!
いくつかペダルを使ってきましたが、今のところこれが1番使いやすいです。
バイクの部品も作っているYAMAHAなので、ベアリングもより滑らかで程よい負荷がかかります。
ドラムペダルは「踏んでないような感覚」や「軽くて速い」という点に特化されがちですが、FP9はしっかりとした踏み応えがあるので音量調節などがしやすいです。
あと、他のペダルにはない唯一の特徴がスプリング調節を座ったままできることです。

これが本当にすごい。今まではペダルをバスドラムから外してだったり、しゃがんでやらないといけなかったのですが、これのおかげでスタジオでのワタワタが解消されます。
スプリングは、その日の気分だったり体調だったり何かといじることが多いのでほんとに助かる機能です。
こちらで、より詳しくFP9について紹介しているので気になる方はぜひ参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしたか?
ツインペダルはそこそこ値の張る物ですし、長い期間パートナーになるものでもあります。
自分に合ったペダルを見つけてみてください!
それではまた次回!
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