こんにちは。森谷です。
練習をしっかりしたのに本番で上手くいかなかったり、本番に限ってアクシデントが起こったりすることはありませんか?
今回はそんなアクシデントの例や、対処法を紹介していきます!
目次
こんな方は必見!
- ライブの時に限ってアクシデントが多い
- 対処法を知りたい
- どんなことが起こり得るのか知っておきたい

森谷
慣れるとアクシデントが起こっても「あ〜まただ」くらいになるので少しずつこなしていきましょう!
スティックを落とす
演奏中にやらかすと1番ヒヤッとするアクシデントです・・・。
ただスティックを落とすのにももちろん原因があります。(運もありますが)
原因はどこかに引っかかる&スティックがぶつかる

このような感じでスネアの打面上にタムがかぶっていたりするとフィルインなどで引っ掛かり落ちるということがあります。
なのでセッティングでも太鼓同士があまり被らないようにするのがおすすめです。
叩く時のストロークにムラがあるとスティック同士がぶつかるという可能性も上がります。
なのでストロークを見直すのも大事!こちらの記事を参考にしていただければ!
スティックを落とした時の対処法
フロアタムのところにスティックケースをかけるようにしましょう。
ケースを用意することで落としても拾いにいく必要がなくなるので演奏が止まる心配がありません。
スティックケースを用意しよう!
スティックが折れる

何回も使っていて折れたり、人によっては演奏一曲目で新品が折れたりもありますがこれもスティックの寿命などではなく叩く時に気をつける事である程度防ぐことはできます。
原因はスティックの素材or使い古しすぎor力み過ぎ
スティックの素材
よく使われるスティックの素材は3つあり
- ヒッコリー
- オーク
- メイプル
この中でもオークが1番堅くて丈夫なんですが、折れる可能性としても1番あります。
耐久度の限界が急にくるわけですからね。
使い古しすぎ
その他素材にもあり得るのが使いすぎ。
もうささくれて細くなってきているのにまだ使っている人もいますからね。
木クズがズボンにまとわりつくようになって来たら危険信号です!

森谷
これやばいかな?の目安はズボンに木クズが降りかかる様になって来たらです!
力みすぎ
あとは力の入れすぎです。
ストロークは脱力が命なのですが、たまにしっかり握ってドラムを叩き壊そうとするような人もいますからね。そういう時はすぐ折れてる気がします。
スティックが折れた時の対処法
- 使っている素材の確認!
- ある程度スティックを使ったら定期的に取り替える!
- 脱力した叩き方をマスター!
- これもスティックケースを用意!
スティックを落とすのと違って運要素強めではあるので対象しようがないじゃん!と言われたらそれまでですが・・・。
ハイハットが開かなくなる
ハイハットの留め具が外れてしまうというアクシデントです。
これが起こってしまうと、演奏中はどうしようもありません。ドラム休みの時や演奏が終わった後に急いで直すしかありません。
原因は留め具の締め忘れ

これがハイハットの留め具なんですが、右上のネジとフェルトがハットの中で締められていてそれがゆるいとハイハットが取れてしまいます。
なので、転換中やセッティングしている時は必ずハイハットのネジ確認をするようにしましょう!
開かなくなった時の対処法
この様に一旦取り出して素早くネジを取り付けましょう!
ネジが外れていなくても、動画の始めのように留め具だけがカタカタ鳴り出したら危険信号!
- 外れてしまったときのために直し方を覚える!
- カタカタ鳴り出した時が危ないので覚悟する!
- 叩く前に必ず確認!
ハイハットがどんどん開く&落ちる
強めにハイハットワークをしていると徐々にオープンが大きくなっていくことがあります。
もしくは完全にネジが取れたり。
演奏できなくはないですが、思い通りのプレイが出来なくなるのは確実なので地味に嫌な奴ですね。
原因はネジの締め忘れor力みすぎ
ネジの締め忘れ
オープンに必要なネジの閉め方が不十分だと、ドラムを叩いている時の振動でゆるんでしまいます。
力いっぱい締める必要はありませんが、ある程度しっかりと締めましょう。
力みすぎ
ハイハットをバスドラム並にドカドカ踏んでいるとしっかり締めていても緩んだり、最悪ネジがバカになって壊れてしまう可能性があるので、力は抜いて!
落ちてしまった時の対処法
- しっかりネジを締めよう
- 力を抜いて踏もう
- 外れた時なども焦らずに演奏に集中!
慣れてくると、ドラムを叩きながらハイハットのネジを締めるなどできるので、このアクシデント自体はそんなに極悪ではありませんが、初めはやはりなるとつらいので
- オープンを諦める
- ライドシンバルを使う
などで落ち着いてその場を乗り越えましょう!
まとめ
- 演奏前にネジ周りなどを確認する
- ストロークを見直してみる
- ケースなど用意して演奏が止まらないようにする
いかがでしたか?
練習では上手くいったのにアクシデントのせいでパニックになりくちゃくちゃになった・・・。という経験はライブを重ねていくうちに必ずあります。
そういったことを一つでも回避できるように一つずつリスクを潰していきましょう!
それではまた次回!