こんにちは。森谷です。
今回はドラムの基礎練習の中でも代表的な「ストーンキラー」を解説していきます!
強そうで派手な名前ですが内容は結構地味です・・・。
ただ、これをやると指が鍛えられて、ガンガン速く叩けるようになります!
それでは早速いってみましょう!
目次
こんな方は必見!
- 速いリズムを叩くのが苦手
- 速い曲を叩けるようになりたい
- ストーンキラーの名前だけ聞いたことがある

森谷
無理矢理速く叩こうとすると腱鞘炎になるリスクが高まるので注意!
ストーンキラーって何?
片手で16分音符を叩く練習!
右左交互に16分音符を叩いて指の柔軟性を高めるトレーニングです!
これをする事で速いリズムも楽に叩けるようになります。

森谷
ドラム始めたての頃はよくやっていたトレーニングです!
ちなみにストーンキラーをする時はスネアもありですが、粒立ちを確認するために練習パッドを使うのがオススメです!
指をとにかく鍛える!
この練習のポイントは指を徹底的に鍛えるという点です!
指をしっかり使えないと、大体BPM140あたりから速さに限界がきて間に合わなくなってしまいます。
しっかり指を使ってスティックのバウンドを感じましょう!
この叩き方が「グラッドストーン奏法」になる!
指中心で動画のように叩くのを「グラッドストーン奏法」と言います。
この叩き方だと、無駄な力を入れずに速く叩くことができます。
詳しくは下記の記事で詳しく解説しています!ぜひ参考にしてみてください!
ストーンキラーの練習方法は?
左右交互に16分音符を叩こう
BPMはゆっくりからやりましょう!
指の動きを意識して!無理に早く動かしても指が使えていないと速く動くようになりません。
初めは「速く動かす」ではなく「しっかり動かす」
叩く数を増やしていこう
- 4打ずつ✖️4セット
- 8打ずつ✖️4セット
- 12打ずつ✖️4セット
- 16打ずつ✖️4セット
慣れてきたら・・・
- 32打ずつ✖️4セット
- 64打ずつ✖️4セット
までやってみましょう!
これを1周で1セットとして何セットもやってみましう!
少しずつ速くしていこう
初めはBPM60くらいから!
初めはゆっくりから!
ゆっくり叩きながら、左右の手の切り替えを意識しましょう!
BPM100までが実用的な速さ
BPM120までいけるととても良いのですが、そこまで速く叩くことはないのでとりあえずBPM100までいけたらなんでも叩けるようになるかと!
もちろん速さを求める方はもっと速くしてもOK!
中にはBPM150で叩くようなモンスターがいるとかいないとか・・・。
ストーンキラーのコツは?
スティックの動きを同じにしよう
1打1打のストロークは毎回同じになるように意識しましょう!
そうする事で粒立ちや音色も自然と揃ってきます!
良い例
悪い例
アクセントを付けずに均等な粒で!
指をしっかり動かそう
指が疲れてくると手首や腕で叩いてしまいがちですが、しっかりと指に意識を持っていきましょう!
指がしっかり使えていると、前腕が疲れてくるのでそれを基準に!
良い例
悪い例
無理に力を入れず、脱力を意識!
スティックの振り幅を大きくしよう
BPM90くらいまでは、スティックのあげる角度は大体90度になるようにしましょう!
速くなるにつれてストロークは小さくなっていくので、ゆっくりな時はできるだけ大きく!
良い例
悪い例
速くなった時のためにゆっくりな時こそ大きく動かす!
前腕が辛くなってきたら正しく出来てる証拠!
指を握ったり開いたりするのには、前腕の筋肉を使います。
なので、ストーンキラーをやっている時に前腕がキツくなってきたら正しく出来ているということになります。
逆にどれだけやっても辛くならない場合は
- その速さはもう楽勝
- 指をしっかり使えていない
このどちらかです。
確認しながらやってみましょう。
ストーンキラーのまとめ
- 指を鍛え抜くトレーニング
- これをマスターすると「グラッドストーン奏法になる」
- ゆっくりから始めて少しずつ速くしていく
- 前腕の疲れは速く叩ける前兆
- 練習パッドでやると粒立ちの確認がしやすい
いかがでしたか?
私もドラムを始めてすぐの時はこの練習をほぼ毎日やっていました。
そのおかげで1ヶ月くらいでBPM180くらいまでは動くようになりました!
効果は絶大なのでぜひ皆さんもやってみてください!
そんな感じでまた次回!