好きな曲を耳コピしたいけど中々できないと言う方へ!
この記事では耳コピに関してのコツやポイントについて詳しく解説しています。
曲を聴いててドラムがわからないと言う方や耳コピが苦手な方はぜひ読んでみてくださいね!
目次
こんな方は必見!
- 耳コピが苦手
- 耳コピに必要なことを知りたい
- 曲を聞いていてドラムが聞き分けられない

森谷
耳コピできれば好きな曲を叩けるようになります!
耳コピってなに?

曲を聴いてドラムのフレーズを聞き分ける作業を耳コピと言います!
しかし最初は中々ドラムの一つ一つの音が聴き分けられなくて苦戦してしまいます・・・。
曲を聴いてドラムのフレーズを解析すること!
動画を見てフレーズを解析するのは目コピ
YouTubeなどにある叩いてみた動画を見てフレーズを覚えるのは目コピです!
初めはこちらからやってみる方の方が多いのではないでしょうか?
目コピをすることで、動きと音が一致するので耳で聞いた時に自分の動きとリンクしやすくなります。
難易度的にも目コピの方が楽なので、まずは目コピからでもありです!
耳コピは何が難しいの?

ドラムの音だけを聴き分けにくい
楽曲を作る時に
- ボーカル
- ギター
- ベース
- ドラム
などの楽器や歌を混ぜる作業を「ミックス」と言うのですが、このミックスではボーカルが1番聞こえやすくなるようにミックスされています。
なので、初めは歌に耳が持っていかれることが多くなるのでそこに気をつけましょう。
もう本当に気をつけるしかありません。
ボーカルの声に引っ張られないように気をつけよう!
聴き分けるパーツが多い
ドラムをコピーする上でドラムセットの太鼓類やシンバルなどのパーツごとに聴き分けないといけません。
ギターやピアノなどの音程がない分、パーツの音を聴き分けることが大事です。
- スネアドラム
- ハイハットシンバル
- バスドラム
実際はこの3つさえわかればビートのコピーができるので、まずはこの3つを聴き分けてみることから始めてみましょう。
耳コピのポイント
曲の構成を覚えよう
曲では例として
- イントロ・・・曲の初め
- Aメロ・・・歌い出し
- Bメロ・・・サビの前の展開
- サビ・・・盛り上がるところ
- アウトロ・・・曲の終わり
と言った感じで曲の構成があります。
ここで、Official髭男dismのPretenderを例として考えてみましょう。
構成の例を見てみよう!
0:00〜 イントロ
0:31〜 Aメロ(歌い始め)
1:08〜 Bメロ(曲の雰囲気が変わる)
1:34〜 サビ(盛り上がり)
2番突入
2:21〜 Aメロ
2:42〜 Bメロ
3:08〜 サビ
3:29〜 間奏(演奏のみ)
3:50〜 ラストサビ(曲の中で1番の盛り上がり)
4:31〜 アウトロ
Pretenderはこの様に構成されています。
曲によって構成の順番や長さが違うので、初めはやりたい曲の構成を覚えるのがおすすめです。
何度も繰り返し聴こう
曲をコピーする上ではとにかく繰り返し聞くことに尽きます。
特にフィルインをコピーする時はフレーズの難易度によって数十回聞くことも・・・。
しかしそれでもめげずに聴いていると一つずつ確実に音の順番がわかってきます!
フィルインで多いのはスネアとタム。この違いだけでもわかる様にしましょう!
イコライザをいじってみよう

どうしてもバスドラムが聞き取れない!スネアがわからない!ということがあるかと思います。
そんな時はイコライザをいじってみましょう。
イコライザというのは、特定の音の周波数(高い音、低い音など)を強くしたり弱くしたりする物のことを言います。
画像のメモリは左にいけば低い音、右にいけば高い音をいじれます。
- バスドラム・・・32〜125あたりを上げてみる
- スネア・・・250〜2Kあたりを上げてみる
- ハイハット・・・2K〜16Kを上げてみる
イコライザを使ってどれがどの音かをしっかり把握しましょう。
慣れてくると、耳が慣れてきて自然と聞き分けられる様になってきます。
曲のテンポを下げてみる
YouTubeを使う
YouTubeにある曲などであれば、YouTubeの機能の速度変更があるので簡単にテンポを落とすことができます。
しかし、スマホで音楽を聴いている場合は変更可能な速度の倍率が
- 0.25
- 0.5
- 0.75
- 1
- 1.25
- 1.5
- 1.75
- 2
とザックリとした倍率しかないため注意です。
PCであれば0.05ずつ変更できるためやるならPCがおすすめです。
GarageBandを使う

楽曲データ(mp3,wavなど)を持っている場合はApple純正のPCソフトであるGarageBandがおすすめです。
これを使えば倍率など関係なく、好きなテンポに変えることができます。
また、曲のテンポがわかれば曲と一緒にメトロノームをつけることもできます。
注意点としては、操作に慣れないといけないところです。
手順は多くないですが、始めて使う時には少し戸惑うことがあるかもしれません。
自分の出来ることは聴き分けやすい
耳コピでは耳を鍛えて聴き分ける力を身につけることも大事ですが、自分にできるドラムのテクニックを増やす事も忘れてはなりません。
例えば
16分音符の裏でハイタムを叩く
この時に、出来る人であれば

森谷
あっ、これは左手で叩けばいいな
といった感じですぐにわかるのですが、そういった練習をした事がない、フレーズを知らないという人だとまずそのフレーズを聞いた時にコピーができません。
私の生徒にもいましたが、その場合に右手でハイタムを叩いて間違ったフレーズになっていました。
そんな感じで、自分の中でできることを増やせば自然とフレーズがわかる様になっていきます。
ドラムは繰り返しが多い
3〜5分の曲をコピーして覚えるのは難しい・・・。
と思っているそこのあなた!安心してください!
ドラムでやることといえばビートとフィルインの2つなわけですが
- ビートは多くて3種類
- フィルインも多くて4種類前後
たくさん覚えることがあると思いがちですがそんなことはありません。
その曲その曲でメインのビートとフィルインがあり、サビや展開をつけるところでちょっと変化をつけたフレーズになるということがポップスでは多いので、コピーする時は似ているフレーズを探すといったことをするとコピーしやすくなります。
メインのビートとフィルインを見つけよう!
展開のタイミングは大体決まっている
ビートを叩いて途中でフィルインが入るけどタイミングがわからないなんてことありますよね。
これもコツがあります。
曲の展開のタイミングは
- 4小節目
- 8小節目
- 16小節目
大体このタイミングです。
たまにトリッキーな曲は違う事もありますが、大体は4,8,16小節目です。
周期性があるのでそのタイミングを掴めるようになればフィルインのタイミングは体でなんとなくわかる様になります。
まとめ
- 耳コピとは曲を聴いてコピーすること
- 初めはドラムを聴き分けるのが難しい
- 構成を覚えることが大事
- ソフトやアプリで聴き分けやすくなる
いかがでしたか?
ネットを漁ると楽譜などがありますが有料のものなども多いですしね。
耳コピを覚えれば好きな曲を好きなだけ叩けます!
ぜひ皆さんも耳を鍛えてみてください!
そんな感じでまた次回!
1 件のコメント