こんにちは、森谷です。
皆さんは論語に対して難しいイメージを持っていませんか?
今回の記事では、孔子の言葉である論語をわかりやすくまとめた「1分間論語」
いう本を紹介していきます!
1ページに孔子の教えがギュッと詰まっているのでとても読みやすい本となっています。
早速いってみましょう!
目次
こんな方にオススメ
- 論語について興味がある
- 論語に対して難しいイメージがあって中々手をつけられない
論語とは「孔子の教え」

論語というのは、孔子と弟子の会話の中で孔子が言った言葉を弟子がまとめた書物のことです。
孔子は波瀾万丈な人生を歩み、その中で得た体験をもとに弟子たちに人生の生き方を教えていきます。
孔子の死後、弟子たちが孔子から学んだ言葉を何百年もかけてまとめられたのが、論語です。
孔子は中国の思想家、哲学者と言われています。
生きる上での考え方が言葉として残り、現代まで語り継がれているという事です。
「1分間論語」を読んでみての感想
1分間論語の内容は?
- 人を動かす前にまず自分を正す
- 気遣いとはタイミングである
- 失敗よりその対処で評価が決まる
- すぐやることは仕事のマナーである
- 同調か協調かで人間関係に大差がつく
- 努力してこそ才能の有無に気付ける
- 平伏させずに心服させよう
- 人生に「もう遅い」「まだ早い」はない
- 人生の大きさは志の大きさに等しい
このような感じです。
仕事、人間関係、自分、人生
といったことがテーマとして大きく括ってあります。
「改めて見直す」「新しく学ぶ」がどちらともある

見出しの言葉は
「なんとなく言われたことあるな・・・」
みたいなことなのですが、その言葉の深い部分を論語を通して書いてありました。
「気遣いはタイミングだよ」
それだけ言われてもピンと来ませんが
「上司へ何か伝える時には3つの過ちがある。言うべき時じゃないのにわざわざ言う、言うべき事なのに言わない、上司の顔色をうかがわずに言う。」
このような感じで書かれています。
なので改めて「こういうこと言われたな」という見直し
この言葉はこういう意味かという学び
この2つがあります。
言葉の本質をイメージをしやすい
孔子の言葉を引用してその言葉をただ説明するだけでは読んでいてもイメージがつきにくいものです。
1分間論語を読んでいると、現代によくあるシチュエーションを例に出して、この言葉は現代で言うとこの様な状況で言われていたといったまとめ方でした。
- 孔子はこの時こう言った
- この言葉はこういう意味
- 現代で例えると
この3ステップを小見出し毎に1ページでまとめられていました。
本質って簡単で短いものだと思っているのでとても良いです。
本質の説明が長くて逆にどういうことかわからないことなんてざらにありますからね。
1分間論語は学生にもオススメ

散々紹介している通り、簡潔でサクッとが売りのこの本。
難しい言葉もあまり使われていないので学生にもオススメです。
「職場の上司」の部分も「先輩、先生」に当てはめられますし、人間関係や失敗への向き合い方も学生には大きな指針になってくれるかと思います。
論語が気になって読もうとして分厚い本が出てくると、読む気が削がれてしまうので文庫本サイズから始めてみるといいかと。
まとめ
- 孔子の教えをサクッと学べる
- 簡潔で本質を理解しやすい
- 学生にも読みやすい内容
いかがでしたか?
論語って難しい言い回しでちゃんと理解できるか心配でしたがそんなこともなくスラスラと読めました!
論語に興味のある方はぜひ読んでみてください!