こんにちは。森谷です。
ドラマーが必ず観たりやったりする「叩いてみた動画」
私も月に1本程度ではありますが、少しずつ投稿しています。
動画に残すということで、やはり肩に力が入って中々OKテイクが撮れないことが多いです。
そんな中で「叩いてみた動画」を撮るときのコツを私なりに伝えられたらと思います!
使用機材はYAMAHA EAD10です!
また、動画の作り方はこちらで詳しく解説しているので参考にしていただければ!
目次
最近の私の叩いてみた動画
プッシュプルポット – Unity
金沢を拠点にしているハイパー超売れっ子若手ぐいぐいイケてるバンドです。
知り合いって事で許可を頂き、コピーしました。
私も元々はPOLYSICSに憧れてドラムを始めたのでこのくらいの速さなんてことなかったのですが、今やっているバンドがこの速さをやらないせいか、だいぶ辛く感じました。
辛くて楽しい曲です。
Wurts – Talking Box
TikTokで流れてきてカッコよかったので思わずコピー。
打ち込みをコピーしてフレーズ化するのも楽しいですし、鋭い裏打ちをするのも楽しい。
人間味を無くしすぎないように、ただ持ちすぎないようにって感じの駆け引きを考えながら叩く曲でした。
the cabs – 花のように
叩けたらかっこいいシリーズの一曲。
変則的な2ビートが決まるとすごく気持ちのいい曲。
私の中で
- ONE OK ROCK – 完全感覚ドリーマー
- 凛として時雨 – Telecastic fake show
- the cabs – 花のように
この3曲は叩けたらいいなって思っている曲でした。
なんなら
完璧を求めてしまう叩いてみた動画

1ミスすら許さない
ちょっとしたことでやり直しを続けてN Gテイクが増えていく沼にハマります。
- フィルインをミスした
- バスドラムのパターンを間違えた
- 練習と違う動きになった
もちろん練習どおりしっかりできれば理想ですが、曲の序盤中盤で気に食わなくて撮影をやめてしまうのはもったいないです。
まずはしっかり最後まで通して全体で見てみるのをオススメします。
何を持って「良い演奏」とするか
上手な演奏ももちろん大事ですが「良い演奏」も大事です。
それでは何が良い演奏なのか。
- ミスしないこと
- 楽しく叩くこと
- 曲の意図を汲み取りながら叩くこと
その人にとっての考え方によって違うので、まずは自分がどんな演奏をしたいのかイメージしてみましょう。

森谷
楽しいのが1番!って言いながらミスや練習から逃げるのは話が違うので注意!
動画は途中経過でしかない
あくまでも動画は撮影のときのテクニックを記録するものでしかありません。
何年か前にレコーディングをしていて行き詰まったとき、エンジニアの方に
「音源は記録でしかないから。」
と言われました。
確かにそのときの自分は頑張ろうと必死でしたが、できない時点で練習不足なんです。
理想を追い求めるのは大事ですが、自分の技量以上を求めていても到達はできないので自分のできる範囲を理解しておきましょう。
動画を撮る上でのコツ

自分が気にしすぎなだけ
少しの叩き損じを自分が許さなくてもみている人はそんな細かいところ見てねーよ!
ってことがあります。
大事な決めや見せ所はもちろん大事に叩いた方が良いですが、自分の気になるところがその曲での優先すべきフレーズなのかは見直したほうが良いです。
何テイクか撮った後、どのテイクが1番良い演奏か見てみるのがオススメです。
妥協点を引き上げる勝負
先ほどからミスは気にしないといったことを言っていますが、ミスして良いわけではありません。
自分の目をつぶるハードルは徐々に上げていったほうがいいです。
ちゃんと練習する。自分の弱点を克服する。そうやって自分の意識を高めていきましょう。
ちょっと時間を置いてからやってみる
NGテイクが山ほど出来上がると言った沼に必ずハマることがあります。
イライラしてきて良いテイクが取れない負の連鎖です。
そんな時は一度休憩しましょう。
15分ほど適当にしてリラックスしてからやると急に良いテイクが撮れたりします。
まとめ
いかがでしたか?
叩いてみた動画を難しく考えている方もいるかと思いますが、そんなことはありません。
投稿して数を重ねたり、人に見られることで自然と練習への意識は増していきます。
まずは1曲好きな曲を投稿してみても良いかと思います。
意外と周りの反応は良いものが多いはずです!