こんにちは森谷です。
皆さんはパラディドルを知っていますか?
今回はドラムのテクニックの一つであるパラディドルについて解説していきます。
基礎として大事なテクニックですが、難易度が高いので練習方法や練習の時のコツを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
目次
こんな方は必見!
- パラディドルについて知りたい
- パラディドルを練習したい
- 基礎力を上げたい
パラディドルって何?

パラディドルとはルーディメンツの一つ
ルーディメンツとは、マーチングなどで小太鼓を叩くときに使われる奏法の一つです。
いくつも種類があるのですが、パラディドルはその中の一つです。
基本的には基礎練習に使われる
プロのドラマーはパラディドルを使ったフレーズを叩いている事もよくあるので
憧れのドラマーがそういったフレーズを叩いているのを見て
「僕もパラディドルをマスターして僕も曲に取り入れよう!」
と、初めは思いがちです。
しかし、パラディドルなど複雑な手順の曲は実際そんなに多くありません。
むしろ、パラディドルを覚えることでの基礎力アップの方が恩恵は大きいです。
パラディドルは手順によって名前が違う!
ストレートパラディドル

1番メジャーな手順のパラディドルです。
アクセントが4分音符の部分にあるので、4つの中では1番やりやすいかと思います。
リバースパラディドル

ダブルストロークとシングルストロークの手順が逆になった手順です。
こちらもまだやりやすい方かと思います。
インワードパラディドル

ダブルストロークが中に入っている手順のパターンです。
アクセントが16分音符の裏に入ってくるので少し難しくなっています。
ディレイドパラディドル

RLRLとLRLRの手順を交互に叩くパターンです。
ダブルストロークが拍を跨いでいて、個人的にディレイドが1番難しいです。
パラディドルの練習方法
まずはゆっくり手順を確認するように
初めは、メトロノームなしでも大丈夫なのでしっかりと手順を叩いてみましょう。
手にパターンを馴染ませていく感じです。
フレーズを流さずに一打ずつしっかり叩いて覚える!
少しずつテンポを上げていこう
慣れてきたら、4分音符から合わせて8分、16分と上げていってメトロノームのテンポも上げていきます。
動画ではBPM100でやっていますが、BPM60くらいから始めるのがオススメです。
パラディドルのチェンジアップを目指す!
バスドラムやハイハットを入れてみる
4分、8分、16分のチェンジアップに慣れてきたらバスドラムを4分音符で入れていきましょう。
手順に意識を持っていかれると、中々バスドラムが安定しなくなるので注意です。
手順を慣らして他に意識を持っていこう!
バスドラム入りにも慣れてきたという方は、さらに2拍4拍にハイハットを入れてみましょう。
左足が入ることで難易度がグッと上がりますが、マスターすることでだいぶ安定度が増します。
難易度を上げてより安定度を上げよう!
4種類をローテーションしてみよう
ここから少しずつ実践的になっていきます。
16分音符で4種類のパラディドルを1小節ずつ入れ替えていきます。
動画ではバスドラムを入れていますが、ありでもなしでも大丈夫です。
これもBPM60くらいからやってみよう!
慣れてきたらタム移動
4種類のパラディドルのアクセントをタムにして叩いていきます。
アクセントが右の時はフロアタム、左手の時はハイタムを叩いています。
手順に追われずタムをしっかり叩こう!
パラディドルの注意点
アクセントをしっかりつける
パラディドルはアクセント込みのテクニックです。
なので、動画のようにノーアクセントにならないように最初のうちから気をつけておきましょう。
ゆっくり練習している時からアクセントをしっかりつけよう!
ダブルストロークの練習も並行してする
パラディドルの中にダブルストロークが入っているので、練習しておきましょう。
ダブルストロークに関してはこちらに詳しく解説してあるので、参考にしてみてください!
パラディドルまとめ
- ルーディメンツの一つで基礎力アップ
- アクセントも込みでパラディドル
- 覚えることでシングルストロークの安定度が段違い
いかがでしたか?
中級者以上に向けての基礎練習にはなっていますが、覚える事でシングルストロークやテンポキープなどの安定度がどんどん上がっていきます!
皆さんもぜひやってみてください!
そんな感じでまた次回!