こんにちは。森谷です。
今回はドラムの楽譜の読み方を解説していきます。
読めると何かと便利なので覚えて損はありません!
それでは早速いきましょう!
目次
こんな方は必見!
- 楽譜の読み方を知りたい
- 中々読み方を覚えられない
- 楽譜を読む必要がある
楽譜は読めないといけないの?
読めなくても問題はない

ピアノなどをイメージすると楽譜を読みながらとか読めて当然といった感じですが、ドラムは楽譜が読めなくても問題なく叩くことができます。
私も講師になる前の6年間は全く楽譜を読めませんでした。
ドラムをする上では耳コピの方が重要なので、まずは耳コピからマスターするのがオススメです。
耳コピについてはこちらにまとめてあるので参考にしてください!
読めるとコピーが楽になる

楽譜が読める上での1番便利なのは曲のコピーが楽にできるということです。
耳コピでも十分ですが、簡単な曲でも大体30分〜1時間ほどは掛かってしまいます。
しかし楽譜を読めると、コピーする手間が省けてみながら覚えるだけで済みます。
ドラムの楽譜の読み方
よく使われる音符の種類

①4分音符
②8分音符
③16分音符
④3連符
よく見る音符はこの4つです。
音符の位置と形で叩く場所を示している

①クラッシュシンバル
②ハイハットシンバル(HH)or ライドシンバル(RC)
③バスドラム
④スネアドラム
⑤ハイタム
⑥ロータム
⑦フロアタム
主に使うのは大体このような感じです。
②はに関しては小節の上にHHが書いてある場合はその小説から変更があるまではハイハット、RCが書かれていた場合はライドシンバルを叩くということになります。
譜面の進行について

楽譜の進行において大事でありつい見逃してしまうのが反復記号です。
◯リピート・・・12小節目のリピート記号までいったら5小節目のリピート記号に戻る
◯ダルセーニョ・・・D.S.までいったら記号のある小節まで戻る
◯コーダ・・・ダルセーニョで戻った後、コーダマークまでいったら17小節目の記号まで飛ぶ
反復記号で主に使うのはこの3つです。
9〜12小節までの1.と書かれた線のCと13〜16小節までの2.と書かれた線のDがありますが、D.S.で戻った後は1.の線のDは通りません!
なので、全体の進行としては
A→B→C→B→D→A→B→Dコーダまで→E
となります!
楽譜を読むときのコツ
基本的に繰り返しが多い

ドラムの譜面では繰り返し記号がとにかく多いです。(3小節目の%みたいな記号)
この記号は「前の小節と同じリズムを叩いてくださいね」のマークです。
なので小節が多くてもそこまで覚えることは多くないので、このリズム何回分だな〜くらいで覚えると楽になります!
フィルインや曲の展開は4.8.16小節で発生することが多い!

森谷
もちろん例外もたくさんあるので注意!
とにかくメモしよう!

この画像では編集ソフトで丸をつけていますが、私は紙の楽譜にもこのように色ペンで丸をつけたりフレーズのニュアンスについてのメモを常に取るようにしています。(ここ強め、激しくなど)
そうしないと絶対に見落としたり忘れてしまいます。
プロのドラマーやピアニストの楽譜も見せてもらったことがありますが、メモをつけていている方が非常に多いので、楽譜に慣れていない人はとにかく書いた方がいいです。
覚えてきたらできるだけみないようにする

なんとなく覚えてきたら楽譜を伏せるなどして暗譜して叩けるようにしましょう。
楽譜を読みながら演奏となると読むことに集中してしまい、叩き方や姿勢、叩く場所などに意識が行かずミスが連発します。
覚えてミスをしないために楽譜を読みながら叩くことで逆にミスが増えるという本末転倒なことになってしまうので気をつけましょう。
まとめ
- 読めなくてもは問題ない
- 繰り返しが多いので小節ごとの形で覚える
- 覚えたらできるだけ暗譜する
いかがでしたか?
読めると便利なので、覚えて損はないかと思います!
また、読めると他人との共有もしやすくなるのでいいですね。
ぜひみなさんも一度楽譜を手に取ってみてはいかがでしょうか!
そんな感じでまた次回!