【楽器講師】資格は必要?ドラム講師のなり方や必要なスキルについて現役ドラム講師が解説!【副業】

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森谷勘太郎

森谷勘太郎

金沢市で活動しているドラム講師。
LACOSTEが大好きでたまりません。

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こんにちは森谷です。

ドラム講師をやってみたいけど人に教えたり資格を取ったり難しそうと思ってはいませんか?

今回は楽器の講師のなり方を解説していきます。

本業でも副業でも講師業は出来ます!早速いきましょう!

こんな方は必見!!

  • 楽器講師に興味がある
  • 楽器講師をやってみたい
  • どうやってなるか知りたい

講師に資格は必要?

楽器講師に資格は必要ない

講師になる場合、資格などは基本的に必要ありません

なので、なりたいと思った時にすぐ講師になることができます。

YAMAHAの講師資格がある

大手楽器メーカーのYAMAHAにはPMS講師認定というものがあります。

資格を取るための筆記試験や実技試験もあるので厳しいですが、持っていると講師としての安心感を生徒に持ってもらえます。

また、 YAMAHAの講師になると割引で保険に入れるなどの特典もあります。

試験内容などは下にリンクがあるので気になる方は見てみてください。

https://www.yamaha-mf.or.jp/t-audition/pms/content/dr.html

森谷

森谷

筆記試験と実技試験があります・・・。

どうやったら講師になれるの?

看板を掲げればその日から講師になれる

今日から講師です!と宣言すれば講師になれます。

ただ宣言したとしても生徒がいないと仕事にはならないのでスタジオを見つけたり宣伝したりは必要になってきます。

レッスンで使うスタジオを用意する

ドラムを教えるにあたって1番の問題点がレッスンスタジオの用意です。

ピアノの先生などは自宅にピアノがあってそこで教えるなどが可能ですが、ドラムを自宅に用意してある事はなかなかありませんからね・・・。

ドラムを家に置くには防音室が必須ですし。

個人で講師業をするのであればどこかバンドスタジオでレッスンをするのがオススメです。

ただレッスンとしてスタジオを利用する場合はスタジオ側にレッスンをする許可を取っておくのがマナーだと思うので、相談するようにしましょう。

お店と契約する

個人ではなく、楽器店などのお店と契約をして講師業をする方法があります。

契約すると、集客や広告などをお店がやってくれるお店もあるので講師はレッスンに専念することができます。

個人でやる上での違いは、お月謝をお店と分けるということです。

配分はお店によりけりですが、満額入るわけではないのでそこは覚えておきましょう。

講師に必要なスキルは?

人に教える能力

講師をする上で1番大事なのはテクニックなどではなくこの「人に教える力」です。

生徒としてくる人は老若男女問わずいろんな方がきます。

キッズなど特に6〜12歳の間で伝わる言葉がまるで違います。

  • 叩き方や知識を相手に言語化
  • 相手の目線に合った言葉遣い

これらを心がけましょう。

森谷

森谷

大人の言語能力として、理解できる言葉が4~50000単語に対して6歳程のキッズは5000単語なので初めは会話が難しいです・・・。

楽譜が読める

楽譜は読めた方がいいです。

生徒が持ってきた楽譜を先生が読めないと言語道断ですからね。

リズムパターンをホワイトボードなどにサッと書いた方が伝わりやすい事もあるのでわかるようにしておきましょう。

YAMAHAでは、 YAMAHA監修の教科書と曲集を使ってレッスンをするので楽譜が読めるのが前提です。

森谷

森谷

僕は講師になるにあたって楽譜を勉強しました!

ドラムに関しての知識やテクニック

知識やテクニックを教えるためのレッスンなので必要ですね。

スティックの持ち方や姿勢や叩き方など基礎的なところからダブルストロークやパラディドルなどの上級テクニックまで生徒は習いにくるので知っているほどいいです。

また、自分の経験なども交えながら教えられると説得力も増します。

完璧は不可能

ドラムのあらゆる事を知っていてなんでも叩けるに越した事はないですが。それができる人はごくわずかかと思います。

時にはわからないことも出てくるのでそこに関してはそこまで懸念しなくても良いかと思います。

大事なのはその時の対応です。

知らないや〜で片付けるのではなく、次のレッスンまでに調べて次で解説するといった対応することでケアしましょう。

ドラム講師は稼げるの?

講師だけだと少し厳しい

講師を本業とした時に、一本でやっていくのは少し難しいかと思います。

普通にやっていると報酬などにもよりますが年収200〜280万円です。

休みをほぼ無くして1日に生徒をかっ詰めたとしても400万円前後の計算です。

講師以外にも活動する人がほとんど

講師をする人はほとんどが演奏の仕事や、そのほかの仕事をやっている様に見受けられます。

講師業を軸に演奏、作曲、レコーディングのお仕事もやる様な感じです。

もちろん音楽関係以外の仕事をしている人もいます。

私も最初は講師をしながら、空き時間は契約している楽器店の販売スタッフとしてアルバイトをしていました。

副業でやる人もいる

就職しながら講師業をする人もいます。

レッスンは基本的に学校や仕事が終わる夕方からなので、夕方まで働いて夕方から空き時間に講師をする方もいます。

土日に休日にレッスンするのもありですね。

副業に関しては職場のルールによるので、確認してからにしましょう。

お店との契約によって報酬も変わる

収入の額に大きく影響してくるのがお店との契約による月謝の配分です。

配分に関してはお店によって全然違うので、よくみて決めた方がいいです。

半分以上もらえる事もあれば、半分以上持っていかれることもあるので注意しましょう。

講師のなり方まとめ

まとめ
  • 講師に資格は必要ない
  • 技術も大事だが教える能力が1番大事
  • まずは副業でやってみるのもあり

いかがでしたか?

講師業は自給制ではなく完全歩合制なので、働く時間を自分で決められるのもいいところです。

もし興味のある方は一度、楽器店に行ってみるのもありかもしれませんね!

そんな感じでまた次回!

森谷勘太郎

森谷勘太郎

金沢市で活動しているドラム講師。
LACOSTEが大好きでたまりません。

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